プレゼントの前に「何が欲しい?」と聞いて、「なんでもいい」と返ってきた経験は珍しくありません。これは遠慮というより、その場で欲しいものを思い出すのが難しいからです。人は欲しいものを常に意識しているわけではなく、必要になった瞬間に思って、そのまま忘れます。
欲しいものは、普段の会話の中に出ている
改まって聞くと出てこないのに、日常の何気ない会話には手がかりが混ざっています。次の言い回しが出たら、それはヒントです。
- 「〜が壊れた」「そろそろ買い替えたい」 — 必要だが後回しにしているもの
- 「〜に行ってみたい」「〜がおいしいらしい」 — 物ではなく体験
- 「これ好き」「こういうの探してる」 — 好みの方向性
- 「〜は苦手」「あれは合わなかった」 — 避けるべきもの。これも同じくらい重要
この手の発言は文脈の中で流れていくので、その場では覚えていても数日で消えます。聞いた直後に記録するかどうかで、半年後に思い出せるかが決まります。
記録するのは3つだけ
細かく書こうとすると続きません。次の3つがあれば、あとから十分に使えます。
- 何を言っていたか(できるだけ本人の言葉のまま)
- いつ聞いたか(古い情報は状況が変わっている可能性がある)
- どんな文脈だったか(冗談だったのか、本当に困っていたのか)
渡したあとの反応も残す
贈ったものと、そのときの反応を残しておくと、次の精度が上がります。同じものを重ねて贈ってしまう失敗も防げます。喜ばれなかったものを記録しておくのも、同じくらい役に立ちます。
聞かずに済ませるための下準備
直前に慌てないためには、候補を普段から貯めておくことです。誕生日や記念日が近づいてから探し始めると、選択肢が「無難なもの」に寄ります。
Cherimo は、この下準備のために作ったアプリです。会話で気づいたことをメモとして残し、ギフトの候補を「候補」「予定」といった状態で管理できます。好きなもの・苦手なものも分けて記録できるので、避けるべきものも一緒に残せます。保存した内容をもとに、AI にギフトやデートの案を相談することもできます。
記録は自分だけのものです。相手に共有される機能はないので、準備そのものが相手に知られることはありません。